1975-11-06 第76回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
○大河原(太)政府委員 これは私が先生の御質問に対してやや先の方まで申し上げた理由でございまして、二十年代、三十年代の初めの義務供出制の非常に強い時代におきましても、農家の段階で動いた数量は、生産量から農家消費を差し引いた以上のものがあったというふうに考えております。
○大河原(太)政府委員 これは私が先生の御質問に対してやや先の方まで申し上げた理由でございまして、二十年代、三十年代の初めの義務供出制の非常に強い時代におきましても、農家の段階で動いた数量は、生産量から農家消費を差し引いた以上のものがあったというふうに考えております。
なお、それがこの前資料要求したように、割当供出制の二十九年までの四十円と、予約売り渡し制に切りかえた三十年から三十五年まで四十八円、三十六年とことしの告示が五十円になったこととの、それぞれやはり不合理性が、これは傾向性として出てくると思います。
○政府委員(須賀賢二君) これは、毎年予約を開始いたしまする以前に、去年の三十四年産米でありますと、三十四年産米については予約供出制をとる、その場合の概算金は幾ら払うか、予約加算は幾らにするというようなことを全部、閣議で一括決定をいたしまして予約推進措置をとっております。今確かめておりませんのでわかりませんが、そのときにやはり政府の方針としてその中に入っているわけであります。
十分なる研究と、十分なる良心的信念をもって申しておることでございまして、」こういうふうに言われまして、そうして「従いまして今日の供出制慶は、根本的に変えなければいけないと申し上げましたことは総理の施政方針にあります通りであります。これについて根本的な施策は目下検討中であります。この統制撤廃について十分検討しております。
その上、政府は、産米供出制を予約買付制度に切りかえんとしておるのでありますが、本制度が成功するかいなかは、一にかかって、基本米価を幾らにするか、免税点をどこに設定するかにあることは申ますでもありません。しかるに、大蔵省は、現行食管法を改正して、米麦価の引き下げさえも計画しておるとのことでありますが、農林大臣はこれに対していかなる考え方を持っていらっしゃるか承わりたいと思います。
○委員長(小林政夫君) 最近、昨年度は異常災害で特別なケースですけれども、大体供出制当会議をやる都度ですね、出来高に比べ供出量というものは逓減しておるわけですね。このままの状態で行つて果して一体本当の強権による供出制度としても、その制度を維持して行くことができるかどうかということについては、非常にわれわれとしては危惧されておる点です。
まず本年度の集荷方針でありますが、農林当局としては、この答申を相当重要視して今年の集荷対策等を立てられるお考えであると思いますが、この経過的な措置といたしましては、一つは、従来のような割当方式、いわゆる義務供出制をとつてやつて行く。もう一つは、新しい試みとして予約集荷制を採用する。
○芳賀委員 この代表者供出制を実施する場合において、都道府県の知事の考え方によつてこれを認めるという運用の方法であるように承知しているわけでありますが、そういうように府県のまつたく任意な考え方の上に立つてやらすという考えで進めるとすると、一方においてまた匿名的な供出に対して一応の目標を与えるというようなお考えもあるように聞いているわけであります。
食糧管理面が、供出制その他によりまして、農家の生産増殖面を萎縮させることがあつては、今後の行政上非常にまずいと思います。しかし遺憾ながら米、特に内地米は絶対量がまだ不足をいたしておりますので、今日のところ供出配給制を継続いたしておるのであります。今後における内地米の増殖、それから所得その他の増加にからみまして、国民の主食はやはり米麦が中心になり、その需要度もかわつて来ると思います。
○政府委員(東畑四郎君) 検査の非常な大きな部分が米穀でございまして、米穀は供出制がまだ続行されておりまして、検査即買上ということになつております。買上事務そのものが管理事務になるのでございますから、管理事務そのものの末端の職員というものは検査員がこれを代行しておる。支拂証書を切る事務等は、順次これは買受代行的な供出代行をやります農協等にお願いをするわけであります。
従いまして麦の統制を解除する、いわゆる供出制をやめます場合におきまして、農家自身が、政府が最低保証をいたしました上に、農家自身が合理的な組織で行くということが二番大事だと思うのでありますが、そういうことにつきましては、政府として国庫余裕金から系統機関を通して、運転資金を流して行くということが併行してこれが行われませんとそういう問題になると思いますが、政府としましては、そういうことも同時にこれを行うという
これを直接供出制或いは配給制にすること自体よりは、より農家にとつてもこれは経営は自由になりますし又従いまして相当生産力は供出制度のときよりは価格的にも有利になるこれは生産力を発展さす大きな農政の価格政策の一環として私は考えてもいいのじやないか。
文章が違つておるということは、内容も違つておるというふうに我々は思うわけでありますが、ここで端的に御質問いたしたいのは、米はまあ供出制が続くわけでありまするが、この供出価格と新管理方式による麦の価格とは、これは考え方が違つておるかどうか。
或いは従来の供出制が悪い、供出制があつたから麦の増産の支障になつているということであれば又一つの理由がありまするし、或いは現在の管理方式では財政上の経費がかかるということで、財政上の負担を軽減するということであれば又一つの理由があるのです。その点は又御質問いたしたいと思いますが、一体どういうことが狙いで今年のこの時期にこの法案を出されましたか。その辺を一つ率直に御答弁願いたいと思います。
先ず四條の二について御説明を申上げますと、この法案で一応麦の供出制を廃止するに代りまして、政府はいつも大麦、裸麦又は小麦を生産者又はその生産者から委託を受けた者の売渡の申込に応じて買入れることを要するという規定に改正したわけでありますが、これはいわゆる政府の無制限買入ということを法律的に明らかにしたのであります。
それからそうなつて参りますると、匿名供出制を謳いました以前の自発的な超過供出との関係が、小林君の言われたように何らその間には相違がないのであります。
従来のような供出制度が少くとも岡村さんの言われたように逐次気分が変つて来ておりまして、今年の麦あたりからはむしろ逆に買つて欲しいというような空気になつて来ておりますから、従来と同様の供出制を私は改めていい時期が来ていると思いますけれども、併し供出制が米なり麦の増産にマイナスになつておるかといいますと、これは私はマイナスにはなつておらんと思うのであります。
昨年の春肥等におきましても相当量の放出をいたしまして、一面肥料の需給の調整、或いは価格の安定に資したのでありますけれども、当時農林事務当局のほうにおきましては、米麦というものがやはり一つの供出制であり、或いは一つの価格政策の上に乗つておりまする以上、農民の最も必要な肥料につきましてこの価格を安定し、需給を安定するということが農林省としましては最も大事な施策の一つでありますために、何らかの需給調整制度
それから現在のところでは自由販売と政府供出、この二つおりますので、米麦が依然として政府供出が続いておりますと、手数料收入が極めて少くなりはしないであろうか、この米麦の供出制が続きます場合においても、大体この手数料收入で、この検査官その他の諸費用がペイできますかどうか。
而も最近御承知の通りだんだんと供出制害いうものも外れて来るような状態になつて来ておるわけであります。さようなことから考えまして私はやはり建前としては農業災害補償制度というふうな建前を考えて、一般会計から直接これを持つて行くということのほうが端的でいいのじやないか。
かような情勢にあるにもかかわらず、政府は麦類の統制を撤廃せんとする方針を変更せず、ただ情勢の変化に備えるため、必要のある場合には従来通りの供出制を採用せんとするという態度をとらんとしており、首尾一貫せざる憾がある。而も麦の買入価格に対しては、対米比価をむしろ引下げんとしており、現下の諸情勢に適合せざるのみならず、食糧増産の方向とも逆行している。
再検討の上、飽くまで従来通りの輸入計画等につきまして確信がある場合におきましては、おのずから議論は又別になつて来るわけでありまするから、さような意味で再検討した上で、やはり食糧確保の確実な見通しができろという場合には、その方向で行くということは理論上成立するわけでありまするから、併しその場合にも昨日までの御説明にありましたような、自由にするれども、必要がある場合には、これはやはり大体従来通りの強制供出制
僅かに農倉事業だけが、主食供出制の余慶を受け、どうやら一人前程度の收益を上げ得るだけの利用度に達しているというところ。 これは調査当時がこうでありまして、その後室はいいことに、丁度理事者が交代いたしておりまして、あとの理事者がその後精を出しておられるということは、実はその後わかつておるのであります。 三、生産指導事業面、又御他聞に洩れぬ賦課金徴収の手前の申訳的月並のもののみ。